父・立松和平が見た田中正造

講師 横松心平(作家・立松和平長男)

 

◇日時  2012年11月10日(土) PM1:30~4:30

◇会場  佐野市城北地区公民館

◇受講料  1,000円

 

◎講座案内

2010年2月に急逝した立松和平さんは、足尾を父祖の地に持ち、足尾銅山鉱毒事件や渡良瀬川、田中正造に強い関心を抱き、これらを題材として『毒―風聞・田中正造』『白い河―風聞・田中正造』『恩寵の谷』など多くの作品を残してきた。その立松さんの作品世界や創作への取り組みをとおして、立松さんにとっての田中正造像を、長男の心平さんが迫ってゆく。田中正造没後100年の現在、父子にとっての田中正造とは、なにか。

 

◎講師プロフィール

作家。1972年東京生まれ。少年時代を宇都宮ですごす。父は作家の立松和平。北海道大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了。同大学院博士課程、農業団体を経て執筆に専念。著書『札幌はなぜ、日本人が住みたい街NO.1なのか』正・続(柏艪舎)、『ご主人、「立ち会う」なんてそんな生やさしいものじゃありませんよ。』(柏艪舎)。刊行中の『立松和平全小説』(勉誠出版)に巻末エッセー「振り返れば父がいる」を連載中。「小説 羅什」を「佼成」(佼成出版)に連載中。足尾の植樹活動にも立松さんの遺志を継ぎ積極的に参加、足尾に緑を育てる会の顧問見習い中。札幌市在住。

 

問合せ先/田中正造大学 URL http://syozo-uni.net/(変更しました)

〒327-0001 栃木県佐野市小中町932(坂原辰男)

 TEL・FAX 0283-23-2896