【販売】「田中正造カレンダー 2018年版」ができました。

販売要項
◎ カレンダーのサイズは、B2判(515mm×728mm)、カラー刷です。
◎ 価格は1枚につき500円(送料300円)。
申し込みは、坂原辰男宛て、FAXで。FAX 0283-55-6877
あるいは、直接800円を郵振で送り申し込む。
     00310-0-36906(加入者名:田中正造大学出版部)
◎ 10本以上まとめて申し込む場合、送料は当方で負担いたします。

【活動報告】足尾に緑を育てる会主催フィールドワーク 渡良瀬川流域鉱毒激甚地を歩く(館林・北川辺・板倉など)

足尾に緑を育てる会主催フィールドワーク
渡良瀬川流域鉱毒激甚地を歩く(館林・北川辺・板倉など)
日時=2017年10月29日(日)9:00~16:30
集合・解散=館林市役所南面駐車場

雲龍寺・田中正造の墓に手を合わせる参加者たち

足尾に緑を育てる会主催のフィールドワーク、今年は初夏に足尾の小滝・本山地区を訪ねたので、今回は渡良瀬川下流域を探訪しました。渡良瀬川下流域を訪ねるフィールドワークも3回目となりました。
今回はおもに渡良瀬川右岸をたどり、被害農民への大弾圧が起きた川俣事件関連の地(雲龍寺・川俣事件現場跡・記念碑)や、遊水池計画を撤回させた北川辺地区(北川辺霊場・北川辺西小学校正造さんの部屋・増田清三郎家のお堂)を中心に回りました。
なかでも、増田清三郎家で代々守られているお堂は、借金返済を激しく迫る憎悪むき出しの手紙を正造へ何通も送り付けていたことを思うと、その後の正造への敬慕の深さを考えさせられるものとなりました。
また、板倉町の江田常一家の水塚(みつか)は、4~5メートルもの土を盛った上に建てられ、舟が庇に括り付けられていました。たび重なる洪水から自身や家族の生命と財産を守るため、こうした建築物をつくらざるを得なかったのです。日常生活がまさに命がけの戦いだったといえます。
台風の接近が心配されましたが、参加者は熱心に説明に耳を傾けていました。最後は「田中正造翁終焉の地記念碑」が建つ庭田隆次さんのナシ販売所へ立ち寄り、思わぬお土産に参加者一同、満面の笑みがこぼれていました。

明和町川俣付近で第4回押出しは警官・憲兵による弾圧を受けた。世にいう川俣事件である

加須市北川辺町の田中正造霊場は北川辺西小学校校庭に面してある

北川辺西小学校正造さんの部屋では柿沼幸治さんの説明を受けた

正造を自費で祀っている増田清三郎家のお堂

群馬県板倉町の歴史について熱弁をふるう針ヶ谷照夫さん

板倉町・江田常一さん宅に残る水塚は過酷な洪水の歴史を物語っている

 

田中正造大学 2017年秋期定期講座

◆2017年11月5日(日) PM1:30~4:30
◆佐野市・小中町公民館
◆受講料 1,000円

 

田中正造―土から生まれたリベラル・デモクラット

講師 三浦顕一郎(白鷗大学教授)

 

【講師紹介】三浦顕一郎(みうら けんいちろう)

1967年、北海道札幌市生まれ。北海道立札幌西高校出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学院政治学研究科後期博士課程単位取得満期退学。専門分野は日本政治史・政治思想史。現在、白鷗大学法学部教授。著書に、『宇垣一成とその時代―大正・昭和前期の軍部・政党・官僚』(共著、新評論、1999年)、『講座 東アジアの知識人2 近代国家の形成』(共著、有志舎、2013年)、『第一次世界大戦と現代』(共著、丸善プラネット、2016年)、『田中正造と足尾鉱毒問題―土から生まれたリベラル・デモクラシー』(有志舎、2017年)

 

【講座案内】

足尾銅山鉱毒問題の解決に尽力した田中正造は、国家本位・国益至上主義であった近代日本において、国民のために政治を実践しようとした「稀有の人」であった。今回の講座では、正造が「稀有の人」になる過程を足尾鉱毒問題との闘いに即して明らかにし、さらに彼にとっての人権・憲法・政治の意味について論じていく。人々の権利や生命を守るための闘いを通して「土から生まれたリベラル・デモクラット」となった正造に焦点を当て、政治とは本来、誰のためにあるのかを考えたい。

 

小中町公民館

JR・東武佐野駅(南口)からタクシーで約15分。

東北自動車道佐野インターより車で約20分。

北関東自動車道佐野田沼インターより車で約10分。

 

問い合せ先――田中正造大学

〒327-0001 栃木県佐野市小中町932

TEL 0283-23-2896(坂原辰男)

携帯 090-2636-8233

FAX 0283-55-6877

URL http://syozo-uni.net/

E-mail tatuo-777@ sctv.jp

【書籍紹介】田中正造と足尾鉱毒事件研究 Vol.17

田中正造と足尾鉱毒事件研究 Vol.17

渡良瀬川研究会 編

高際澄雄●「谷中村の豊かさ」とは何か

板橋文夫●田中正造の人権思想

赤上 剛●谷中村にとっての田中正造

岡屋紀子●館林の文化人と田中正造

増田利之●田中正造翁の魂の宿る学校

赤上 剛●<資料発掘>谷中村から日露戦争に出征した神原勘之丞の「答辞」など

板橋孝幸●渡良瀬川沿岸市町村の地域学習副読本にみる田中正造・足尾鉱毒事件

A5判/並製/152頁/定価 本体1300円+税
ISBN 978-4-88748-347-7 c0036
2017年10月17日 第1刷発行