福島からの報告
―3・11から今、どうなっているのか-
講師 武藤類子(福島原発告訴団団長)
◆2013年11月3日(日)
◆時間:PM1:30~4:30
◆会場:佐野市城北地区公民館(TEL 0283-24-5772)
◆受講料 1,000円
【講師紹介】(むとうるいこ)
1953年福島県生まれ。福島県三春町在住。養護学校教員を経て86年ごろから脱原発運動に携わる。2003年、里山喫茶店「燦(きらら)」を開店。チエルノブイリ事故以来、原発反対運動に携わる。そして福島第一原発事故発生から、住民や避難民の人権と健康を守る運動に奔走している。2011年9月19日、明治公園に6万人が集まった「さよなら原発集会」のスピーチで多くの人たちに感銘を与える。
【講義内容】
27年前にチエルノブイリ原子力発電所の事故があり、その年に姉が白血病を発病したのがきっかけで、原子力発電に関心を持つ。調べるごとに、原子力発電に関わる差別や犠牲の構造を知り、原子力発電は止めなければならないと思うようになる。それで、「脱原発福島ネットワーク」や「核燃止めたい女たち」といった市民団体で原発や核燃をなくすための活動を続けるようになる。2011年は、3月26日に東京電力の第一原発1号機が稼働してから40年を迎えることで、今1度原発への認識を新たにし廃炉への運動を活溌にしようと、「ハイロアクション福島」の活動を始める。その矢先の震災。これからは、「原発事故子ども・被災者支援法」の具体化等を目指し活動を続けていくという。また、現在東電に対しては刑事告訴を実施している最中である。
今回の講座は、3・11から福島はどうなっているのかを、武藤さんに大いに語ってもらいます。そして未来に何を繋げて闘って行くのかを話して戴きます。その中で告訴団の刑事告訴の経過報告をしてもらいます。ぜひ、参加して下さい。