2018年2月11日(日)佐野市中央公民館

 総 会 (11:00~12:00)

◎ 2017年度 経過報告・会計報告

◎ 2018年度 活動方針・予算案・その他

 

 特別企画 (13:30~16:30)  会 費:1,000円

林えいだい追悼企画

ドキュメンタリー映画  2016年作品 100分

 「抗(あらが)い 記録作家 林えいだい」上映会

≪解説≫ 川井田博幸(プロデューサー) 

 【林えいだい】

1933年福岡県香春町生まれ。ありらん文庫主宰。早稲田大学時代、足尾鉱毒事件に命をかけて取り組んだ田中正造の生き方に強く影響を受ける。著書『望郷 鉱毒は消えず』(1972年亜紀書房)を出版。大学を中退し帰郷。北九州教育委員会に勤める傍ら、地域の婦人会と北九州の公害問題に取り組み37歳で退職。記録作家となる。これまで執筆したルポルタージュは50冊以上にのぼる。読売教育賞、朝日・明るい社会賞、青丘出版文化賞、平和・協同ジャーナリスト賞ほか受賞。

【趣 旨】

ドキュメンタリー作家の林えいだいさんが2017年9月1日に亡くなりました。林さんは北九州市役所を退職後、群馬県館林市に住んで足尾鉱毒事件を取材するため渡良瀬川の上流の足尾から渡良瀬遊水地まで訪問しました。ある時は太田市毛里田の鉱毒被害地を訪れ、渡良瀬川鉱毒根絶期成同盟会が政府の公害等調整委員会に損害賠償を求める調停を申請し、その取材。また北海道佐呂間の栃木集落へ行き、谷中村から移住した村民の生活を取材しました。その記録が『望郷 鉱毒は消えず』への出版へとつながります。数10年後、林さんの行動を取材してできた映像が「抗い 記録作家 林えいだい」です。福岡県筑豊を拠点に朝鮮人強制連行の記録や港湾労働や炭坑労働、また戦争により歴史に翻弄された人々をテーマにして映像は展開しています。ぜひ、ご覧下さい。なお、林えいだいさんの取材した写真は、佐野市郷土博物館に保管されています。関心のある方は博物館に行ってご覧ください。

 

●佐野市中央公民館

JR両毛線佐野駅より南西に約2㎞。徒歩約15分。東北自動車道佐野インターより車で約15分。総会は、2階の第1・2会議室。上映会は3階のホールで。住所:佐野市金井上町2519。駐車場あり。   Tel―0283-24-577

●問い合せ先――田中正造大学

〒327-0001

栃木県佐野市小中町932-3(坂原辰男)

TEL:0283-23-2896 FAX:0283-55-6877

URL http://syozo-uni.net/ E-mail tatuo-777@sctv.jp