イベント情報
【お知らせ】第46回渡良瀬川鉱害シンポジウム「田中正造の活動を支えた葛生の人々」

「栃木新聞」を拠り所に田中正造は栃木県内の自由民権運動の指導者として活動し、編集と経営の両面で苦労しながら政治家としての基盤を形成していきました。その栃木新聞を財政的に支えたのが葛生の石灰業者であり、斉藤清澄や涌井藤七らは正造とともに栃木県における自由民権運動の中心となる中節社の組織化に貢献しました。今回のシンポジウムはそうした正造と葛生の人びとにスポットをあてました。多くの皆さまのご参加を期待しております。

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【お知らせ】第19回足尾グリーンフォーラム フィールドワーク第1部 昭和の鉱毒被害地・太田市周辺を訪ねて

 今年のフィールドワークは、昭和の鉱毒事件の舞台となった群馬県太田市周辺を探索します。1958年(昭和33)5月30日、足尾銅山の源五郎沢堆積場が決壊して多量の鉱毒が渡良瀬川を下り、毛里田地区の苗代田に流入しました。被害農民たちは結束して毛里田村鉱毒根絶期成同盟会を結成し、鉱毒との闘いを余儀なくされていったのです。そして1974年(昭和49)、総理府公害等調整委員会による損害賠償15億5000万円の支払いと公害防止協定の締結、汚染農地の復元等で調停が成立し、古河鉱業の加害責任が初めて認められたのです。

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【お知らせ】「田中正造大学 2018年夏期定期講座」

国及び水資源機構は思川の上流に思川開発事業(南魔ダム)を進めているが、栃木県は、この事業で水道用水を確保し、県南の栃木市、下野市及び壬生町に供給しようとしている。この二市一町の水道は全て地下水を利用しているが、この地下水の一部(35%)を新規開発される表流水に切り替えようとしている。このため、水道の水質が低下し、水道料金の大幅な値上げとなる不利益を被ることが予想されているが、これらの情報は市民に正確に知らせることもなく事業が進められようとしている。二市一町も県の動きに理解を示すなど県に追従するような動きをしている。

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