閉校のごあいさつ 最終講座 新刊案内

閉校のごあいさつ

2022年春、今回の最終講座で田中正造大学は幕を閉じます。
挨拶文

最終講座

お知らせ
5月14日に予定した最終講座、友澤悠季氏 「先食いされた未来を生きる」は、コロナ感染拡大防止のため延期いたします。新しい日程は未定です。よろしくお願いいたします。

最終講座「先食いされた未来を生きる」(講師:友澤悠季)
最終講座「先食いされた未来を生きる」(講師:友澤悠季)【講師紹介】 友澤 悠季(ともざわ ゆうき)
1980年、神奈川県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。単著に『「問い」として公害-環境社会学者・飯島伸子の思索』(2014年、勁草書房)、共著に『宇井純セレクション』(全3巻、新泉社)。2016年に長崎県に来る前の8年間は埼玉県に居住。公害・環境問題を生み出す社会思想について考えている。
(※)友澤氏は、田中正造大学の聴講生です。歴代の講師の中で最年少の講師です。
【講座案内】
 日本社会では、長らく、公害は「経済成長の歪み(ゆがみ・ひずみ)」だといわれてきた。しかし、この常套句はもう捨てたほうがよい。この言葉は、発した瞬間、私たちの思考を「しかたがなかった」という諦めへ誘導し、なんら教訓を残さないばかりか、いま苦境にある被害者の存在をも、見えなくしてしまう。例えば、公害を「未来への先食い」で「世代間戦争」と言い換えてみてはどうだろう(1960年代から2000年代まで一貫して公害告発を続けた宇井純の1973年の言葉)。スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんの怒りはとても自然な感情で、突出した環境活動家とラベルを貼ってすませるべきものではない。世紀をまたぎ、地域をこえてゆきわたる公害の現在を考えてみたい。

新刊紹介

田中正造大学35年の歩み

田中正造大学編『田中正造大学35年の歩み』
A5判 並製 本文384頁 口絵24頁
頒布価格 1,500円(送料 370円)
【内容】
第一部 田中正造大学の活動の記録 坂原辰男
第一章 田中正造大学が開校できるまでの佐野
第二章 田中正造大学の開校と主な活動
第三章 田中正造没後一〇〇年記念事業の経過報告
年表 田中正造大学の歩み

第二部 寄稿集・田中正造大学に寄せて
※ 関係者83人からの寄稿
《事務局より》
田中正造大学の三五年を振り返って 神谷光信
懐かしき人たち 石川栄介

第三部 田中正造大学の活動を振り返る
閉校を迎えるにあたって 坂原辰男
来る者は拒まず、去る者は追わず 石川栄介

【購読申込先】
※ 本書は書店では購入できません。
田中正造大学
327-0001 佐野市小中町932-3(坂原辰男)
TEL 0283-23-2896 FAX 0283-55-6877