史跡保全ゾーンの北東部、葦や茅・竹林に囲まれた、買収対策事務所でもあった間明田粂次郎邸跡に大榎は静かに聳えている。強制収用を明日にひかえた1907年6月23日、「最後の晩餐」が開かれ、「死ぬも生きるも皆一緒だ」と誓いあう。「裏の榎の青葉の陰では、明日の雨天を告げるかのように、雨蛙がしきりに鳴いていた」と『田中正造翁余録』は書いている。
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