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田中正造大学……………2004年夏期定期講座
◆2004年7月25日(日)PM1:30~4:30
◆佐野市・小中集落センター
◆受講料 1,000円
若き日の田中正造
――その人格形成過程を探る―― 講 師 山口 徹(渡良瀬川研究会幹事) |
【講師プロフィール】
1941年、佐野市生まれ。宇都宮大学卒業。栃木県立高校教諭を長く務める。
1972年、「倫理社会」の授業で初めて田中正造をとりあげ、それを契機に田中正造研究に取り組む。『田中正造と足尾鉱毒事件研究』に論文を発表するとともに、『佐野市史』の編纂にあたって「通史」の執筆に参加する。
【講座案内】
「予は下野の百姓なり」――自伝冒頭のこの言葉は、大地に根ざした生活者としての視点を、両手の鍬瘤・鎌創とともに、生涯を通して忘れなかった正造の象徴ともいえるものです。そうした彼の揺るぎない人格は、学び、遊び、そして労働した小中村での生活が育んだものです。今回の講座では、「田中正造昔話」を手掛かりに、のちに自由民権運動の闘士となり、足尾鉱毒反対闘争の先頭に立つ、正造の幼年期から青年期における人格形成の過程を探究したいと思います。
小中集落センター
小中集落センターは田中正造旧宅向側。両毛線佐野駅より約4㎞、駅前にタクシーあり。東北自動車道佐野インターより車で約15分。
問い合せ先――田中正造大学
〒327-0001
栃木県佐野市小中町932
TEL・FAX 0283-23-2896(坂原辰男)