Views: 3
◆2013年2月10日(日)
◆佐野市城北地区公民館
◆入場無料
総 会(PM1:00~2:00)
◎ 2012年度 経過報告・会計報告
◎ 2013年度 活動方針・予算案・その他
特別企画(PM2:00~4:00)
大学での足尾銅山鉱毒事件授業の試み
――流域を学び、谷中学学習センターの設立を目指す!――
≪提言者≫ 本城 昇(埼玉大学名誉教授)
本城 ゼミ学生
【提言者】本城 昇(ほんじょう のぼる) 埼玉大学名誉教授、農学博士。京都大学農学部農林経済学科卒。公正取引委員会事務総局を経て埼玉大学経済学部教授。専門は経済法・消費者政策、有機農業研究。NPO法人日本有機農業研究会理事、NPO法人有機農業推進協会理事長。著書に「日本の有機農業」
(農山漁村文化協会)など多数。
【趣旨】
埼玉大学経済学部において、学生たちが授業を通じて地域を知り、地域社会のあり方を考える2011年度の授業の1つとして「田中正造の生き方や思想を学び、足尾銅山鉱毒事件に関わる地域を訪問する
授業」が実施された。その現地訪問において学生たちは「足尾銅山鉱毒事件に関わる遺跡等が消失しつつあり、関係する博物館等の学習施設が不十分であり、同事件を体系的、総合的に把握する事が極めて困難な状況になっていることを痛感した。そのため学生たちは「日本の公害の原点である足尾銅山鉱毒事件は二度とこのような被害が発生しないよう忘れてはならない重要な事件であり、それに関わる遺跡等は保存され、一搬の人々に分かるよう公開されるべきです」とする要望書をまとめ、2012年2月、環境省など関係する行政機関に対して提出した。その経過や意義を整理して紹介する。