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田中正造大学…………2005年秋期定期講座
◆2005年11月6日(日)PM1:30~4:30
◆佐野市・小中集落センター
◆受講料 1,000円
いま、新潟水俣病被害者を支援するために ―誰のために記録するのか?- 講師 関 礼子 (立教大学助教授) |
【講師プロフィール】
関 礼子(せき れいこ):1966年、北海道生まれ。帯広畜産大学講師、助教授を経て、現在、立教大学助教授。専門は環境社会学、地域環境論。これまでに、開発・自然保護、新潟水俣病問題などに関心をもち、現地に趣いて調査・研究する。著書に、「新潟水俣病の制度・表象・地域」(東信堂発行)、「沖縄列島―シマの自然と伝統のゆくえ」(共著、東京大学出版会)などがある。
【講座案内】
2005年6月、新潟水俣病は公式発表から40年を迎えた。新潟県知事と被害者との初対面、県主催の40周年記念事業の開催と新潟水俣病をめぐる状況は新しい一歩を踏み出している。他方で、認定基準やこれまで沈黙していた人々の被害など問題は山積している。新潟水俣病の被害を記録しその教訓を後世に伝えていこうという運動がある。とても大切なことだ。しかし、新潟水俣病の被害はいまも続いている。そして、地域の中でいまも差別がある。相互に助け合って暮らしてゆくはずの地域の中で差別ほど患者さんにとって苦痛な事はない。いま、患者さんにどんな「支援」ができるのかを今回の講座では、皆さんと一緒に考えてみたい。
小中集落センター
小中集落センターは田中正造旧宅向側。JR両毛線佐野駅より約4㎞、駅前にタクシーあり。東北自動車道佐野インターより車で約15分。
問い合せ先――田中正造大学
〒327-0001
栃木県佐野市小中町932
TEL・FAX 0283-23-2896(坂原辰男)
携帯電話 090-2636-8233
(変更しました.)