【案内】田中正造大学 2017年夏期定期講座

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横根太陽光発電所の建設を許すな!!

2017年夏期定期講座

講 師 渡邉知義(横根高原の自然を守る会事務局長)

◆2017年7月16日(日) PM1:30~4:30

◆佐野市・城北地区公民館

◆受講料 1,000円

【講師紹介】渡邉知義(わたなべ ともよし)

1944年、日光市に生まれる。早稲田大学卒業。旧粟野町の中学校理科教師を経て、家中小、清州中、粟野中校長を歴任。退職後はボランティアで鹿沼市内の児童らを中心に、自然と触れ合う大切さを指導している。鹿沼自然観察会長や横根高原保全・活用協議会長を務めるほか、栃木県自然観察指導員連絡協議会長、県緑化推進委員、環境省自然公園指導員として活躍。2016年4月には横根高原の動植物調査が高く評価され、同活用協議会が環境大臣表彰(保全活動部門)を受けた。現在、鹿沼市在住。

【講座案内】

栃木県鹿沼市と日光市にまたがり、美しい水と緑の自然で名高い横根高原の稜線沿いに、いま、巨大太陽光発電所を建設する計画が民間会社によって進められています。建設が予定されている地域一帯は横根山頂から9合目付近の稜線沿いの南斜面で、ミズナラ林のつづく横根高原を代表する美しい景観を有している地帯です。太陽光発電は本来地球環境を守るものであるはずなのに、この計画は思川源流地域を抱える美しい自然を破壊し、緑のダムとしての機能に大きな損失を与え、大雨時には土砂災害さえ招きかねません。そしてなにより、緑ゆたかな山の峰に、広大なソーラーパネルのつづく風景は耐えられません。

今回の講座は、太陽光発電に名を借りた環境破壊、「横根太陽光発電所」建設計画の全貌を紹介するとともに、ストップさせるべく活動を展開している「横根高原の自然を守る会」の活動を報告します。

 

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